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旧国宝長谷観音春の御開帳
1904(明治37)年2月18日、福岡県内で初めて国宝に指定された「長谷観音(木造十一面観音立像)」(現在は重要文化財)は、数百年の長きにわたり、地域の方々によって大切に守り伝えられてきました。
長谷寺入口には「国宝 大観音」と刻まれた石柱が今なお置かれています。
御本尊は古来より秘仏とされ、かつては33年に一度の御開帳でしたが、昭和30年代後半頃からは毎年春と秋に御開帳が行われています。
平安時代の作とされる御本尊は、一本の樟から彫り出された像高188cmの立像で、頭部には11の化仏が配され、それぞれが異なる表情をしています。また、御本尊の四方を守る4躰の「天部像」も、同じく平安時代の作です。
観音堂では長年秘仏として安置されていた御本尊の代わりに、地域の方々は「十一面観音坐像」を参拝していました。その横には、室町時代の「伝薬師如来坐像」や、江戸時代につくられた長谷寺の開祖「万貨上人坐像」も安置されています。