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お母さんが赤ちゃんにプレゼントした、病気に対する抵抗力(免疫)は生後3か月から8か月までに自然に失われていきます。この時期を過ぎると、赤ちゃん自身で免疫をつくって病気を予防する必要が出てきます。これに役立つのが予防接種です。
こどもの発育と共に外出の機会が多くなります。保育園や幼稚園に入るまでには予防接種で免疫をつけ、感染症にかからないように予防しましょう。
乳幼児・児童に実施する定期予防接種には、次の種類があります。
かかりつけの医療機関で接種します。かかりつけの医療機関が予防接種県内広域指定医療機関であるかどうか、病院で直接お尋ねください。指定医療機関以外で接種する場合は、依頼書が必要です。不明な場合や依頼書が必要な際は、所属までご連絡ください。
ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ(急性灰白髄炎)、Hib(ヒブ感染症)の予防ワクチンです
生後2か月~90か月未満(標準的接種年齢:1期初回・・・生後2か月~12か月未満、1期追加・・・1期初回終了後12か月~18か月)
生後2か月時に問診票を送付しています
(注意)五種混合ワクチンを接種した場合、四種混合ワクチンとHib(ヒブ感染症)ワクチンの接種は必要ありません。
ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ(急性灰白髄炎)の予防ワクチンです
生後2か月~90か月未満(標準的接種年齢:1期初回・・・生後2か月~12か月、1期追加・・・1期初回接種後12か月~18か月)
(注意)五種混合ワクチンを接種した場合、四種混合ワクチンとHib(ヒブ感染症)ワクチンの接種は必要ありません。
インフルエンザB型による感染症の予防ワクチンです
生後2か月~60か月未満(標準的接種年齢:初回・・・生後2か月~7か月未満、追加・・・初回接種後7か月~13か月)
接種開始時期により回数が異なります
(注意)ただし生後12か月までに3回の初回接種を終了せずに追加接種を行う場合は、初回接種後27日以上の間隔で1回
(注意)ただし生後12か月までに2回の初回接種を終了せずに追加接種を行う場合は、初回接種後27日以上の間隔で1回
初回1回
肺炎球菌(20価)による感染症の予防ワクチンです
令和6年10月から沈降型20価肺炎球菌結合型ワクチンが追加となりました。
生後2か月~60か月未満(標準的接種年齢:初回・・・生後2か月~7か月、追加・・・生後12か月~15か月未満で初回接種終了後から60日以上の間隔)
生後2か月時に問診票を送付しています
接種開始時期により回数が異なります
(注意)ただし2回目の接種が生後12か月を超えた場合、3回目の接種は行わない
初回2回(60日以上の間隔)
初回1回
結核菌感染症の予防ワクチンです
生後12か月未満(標準的接種年齢:生後5か月~8か月)
生後2か月時に問診票を送付しています
1回(他の生ワクチン予防接種(MR、水痘、麻しん、風しん、おたふくかぜ)との間隔は27日以上あけましょう)
麻しん(はしか)及び風しんの予防ワクチンです
1期は生後2か月時に問診票を送付しています。2期は年長時に通知しています
麻しんまたは風しんにかかった人は、かかってない方の単独ワクチンを接種することもできます。かかりつけ医にご相談ください。
水痘(みずぼうそう)の予防ワクチンです
生後12か月から36か月未満(標準接種年齢:初回・・・生後12か月~15か月、追加・・・初回接種後6か月~12か月)
生後2か月時に問診票を送付しています
(注意)他の生ワクチン予防接種(BCG、MR、麻しん、風しん、おたふくかぜ)との間隔は27日以上あけましょう。また、すでに水痘にかかった人は対象外です
1期は生後2か月時に問診票を送付しています。2期は、小学校4年生時に個人通知しています
平成7年4月2日~平成19年4月1日に生まれた人は、20歳未満の間に接種していない回数分を接種することができます。接種回数や間隔については、かかりつけ医にご相談ください
11~12歳(標準的接種年齢:12歳(小学校6年生))
小学校5年生3月頃に個人通知しています
1回(他の予防接種との間隔は6日以上あけましょう)
発がん性HPV(ヒトパピローマウイルス)感染による子宮頸がんの予防ワクチンです
12歳となる日の属する年度初日から16歳となる日の属する年度末日までの間にある女子(小学校6年生~高校1年生)(標準的接種年齢:中学校1年生)
小学校6年生女子に4月頃、個人通知しています
ワクチンの種類により接種間隔が異なります
平成9年4月2日~高校2年生学年齢に生まれた人のうちキャッチアップ接種期間中に接種し、接種が完了していない人は令和8年3月31日まで接種していない回数分を接種することができます。詳細は最新情報をご確認ください。
B型肝炎(HBV)予防のワクチンです
生後12か月未満(標準的接種年齢:生後2カ月、3カ月、7~8カ月)
生後2カ月時に問診票を送付しています
3回(27日以上の間隔をおいて2回、さらに初回接種後140日以上を経過した後に1回)
(注意)HBs抗原陽性の妊婦から生まれた乳児として、健康保険の給付によりB型肝炎ワクチンの投与の一部または全部を受けた方は定期接種の対象外となります
ロタウイルス感染症予防のワクチンです。ワクチンの種類により、対象年齢や回数が違います。
生後2カ月時に問診票を送付しています
所属課局:健康こども課健康増進係
電話番号:0949-42-2117