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鞍手町は、福岡県北部の町で、福岡市と北九州市の両政令市の中心部のほぼ真ん中にあります。県内でも有数のぶどうの産地で、町内にはぶどう農家が数多く点在。近年は、巨峰やシャインマスカット以外にもさまざまな品種が栽培され、収穫の最盛期となる夏季には幹線道路を中心に採れたてぶどうを直売する露店が軒を連ね、この時期の風物詩となっています。
また、鞍手町には手つかずの自然が多く残り、緑を身近に感じることができるのも特徴です。6月上旬には町内各地でホタルが乱舞し、場所によっては希少なヒメボタルも見られます。ヒメボタルは、一般的に見られるゲンジボタルとは光り方が異なり、フラッシュのような一瞬の発光を素早く繰り返し、チカッチカッと点滅して幻想的な風景を生み出します。
このほか、昨秋オープンしたこども広場や今年5月にリニューアルオープンした歴史民俗博物館、別館として増設した石炭資料展示室などの公共施設に加え、長谷観音などの重要文化財を始めとした貴重な文化財や希少な史跡といった見どころがたくさんあります。
近年、町の中心部では、大型ディスカウントストアやドラッグストアなどの進出に加え、役場の移転・複合施設化や幹線道路の開通により賑わいを取り戻しつつあります。JR駅や高速道路のインターチェンジがある上、高速バスの停留所も近いため、福岡・北九州の2大都市へのアクセスも非常に良く、生活するにはとても便利な町です。
このポテンシャルを存分に活かし、近年、転入と転出が拮抗している人口を増やすべく、令和7年度から10年間のまちづくりの方向性を定めた「第6次鞍手町総合計画」に基づき「ひとが輝き 笑顔あふれる ふれあいのまち くらて」の実現に向け、「ひとの笑顔が地域を創る」をキャッチコピーに取組を始めました。
しかしながら、行政だけでは解決が難しい課題も多くあります。例えば、遊休公共施設の増加、地域コミュニティの衰退、空き家の増加、ふるさと納税の伸び悩みなどさまざまです。とりわけ、遊休公共施設については、令和10年4月に町内全6小学校を1校に統合することにより、地域の拠り所でもあった小学校がなくなるため、周辺地域の衰退も懸念されます。今のうちから対策を考え、町全体の活力維持に取り組んでおく必要があります。
そこで、これらの課題を解決する方策を考え、より良いまちづくりを推進していく人材を獲得するため、地域おこし協力隊員を募集します。
都会に近い利便性と緑豊かな田舎らしさを併せ持つ鞍手町で快適な生活を送りながら、新しい庁舎で地域に携わる仕事をしてみませんか。
地域課題の解決に向けた業務をしていただきます
1人
(注釈1)「三大都市圏内の都市地域」とは、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県及び奈良県の区域の全部をいいます。
(注釈2)「三大都市圏外の指定都市」とは、札幌市、仙台市、新潟市、静岡市、浜松市、広島市、岡山市、北九州市、福岡市、熊本市のことをいいます。
町内全域(活動拠点は鞍手町役場)
委嘱形態:業務委託
活動期間:委嘱の日から令和8年3月31日まで
月あたり290,000円程度
赴任支度金、住居費、車両費、移動・滞在費、消耗品費、通信費など活動に要する経費を補助金として支給します(上限150万円)。
(注釈3)活動費補助金の対象経費となります。なお、住居と車両は、賃貸やリースに要する経費が対象です(購入は対象外)。
随時(隊員が決定次第、締め切ります)
応募される方は、次の必要書類をご郵送ください。
【注意】ご応募の際は、関連ファイルの募集要項で詳細を必ずご確認ください。
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所属課局:まちづくり課まちづくり戦略係
電話番号:0949-42-2033