剣神社遷宮行列

剣神社遷宮行列

町指定文化財剣神社遷宮行列つるぎじんじゃせんぐうぎょうれつ

解説

鞍手町木月の剣神社で4年ごとに行われる遷宮祭の行列には、明治時代から新たに加わった大名行列があります。

これは江戸時代にこの地区を通っていた参勤交代の様子をあらわしたものです。

剣神社遷宮のはじまり

木月の剣神社遷宮行列の始まりについて、『鞍手町誌』には「応永年間(1394~1428)浮殿へ御神幸されたのがその起こりであり、武谷刑部直繁が祭儀をつとめていたという記録もある」と書かれています。

行列の中に加わり、木月の遷宮を特徴づけている大名行列は、明治時代に宗像市吉留の八所神社から習ったといわれています。

明治20(1877)年村内有志により神輿並びに行列の諸道具が寄進されています。

厳かに夜道を進む行列

神社の本殿で祭典が行なわれた後、遷宮行列は境内に集まった人々が見守る中、出発します。

総勢165名、長さ約120メートルの列になって、西川近くの浮殿と大橋のお旅所に向います。

昔は浮殿で1泊する2日間の行事でしたが、現在では1日で行われています。

この遷宮行列の中に大名行列が加わっています。

大名行列

大名行列は約70名の人々によって行なわれています。

お手振りを先頭に、お鷹、御刀と続き、最後の草履取りまで27を数えます。行列の人々が持つ道具類は、それぞれの家で代々受け継がれているものです。

お手振が発する先払いの声を合図に、足を左斜めに1歩踏み出し、後足を引きつけます。次に右斜めにというように、ジグザグにゆっくり進みます。