長谷寺中世火葬墓群

長谷寺中世火葬墓群

県指定史跡長谷寺中世火葬墓群はせでらちゅうせいかそうぼぐん

解説

長谷寺境内にあるこの遺跡は、鎌倉から室町時代に造られたお墓です。当時の仏教文化を知る上で、たいへん重要な歴史遺産です。

丘の上の墓群

鎌倉時代になると、貴族中心のものだった仏教が法然・親鸞などの教えによって、民衆の間にも広まっていきました。

そして、それまでの土葬という埋葬方法に仏教とともに伝わったといわれる火葬が加わりました。

丘陵を4段に造成して造られた墓地に、約200基以上の墓が発見されています。

その中には30~40センチメートルの長方形の石を数個ずつ並べて90センチメートル四方に区画したものや五輪塔とよばれる供養塔があります。

中央に石を立てる墓の形は現代の墓に通じるものがあります。