特定外来生物にご注意を
セアカゴケグモ
平成20年9月10日、福岡市東区香椎パークポートの「みなと100年公園」において、特定外来生物に指定されている「セアカゴケグモ」が2匹発見され、その後、福岡市の周辺調査及び駆除によって、9月16日までに周辺7箇所で700匹が発見されました。また、9月13日には、久留米市国分町の民家で1匹発見され、9月16日から久留米市で周辺調査及び駆除を開始し、近隣の公園で新たに数匹を確認しました。
特徴
- 体調は、雌約7mm~1cm、雄4~5mm
- 雌は全体が黒色で腹部の背面に赤色の縦斑紋がある。雄の腹部の背面は灰白色
主な生息場所
- 穴や隙間に強い糸で不規則な網を張るため、排水溝の蓋や格子部分、側溝やマンホールの中や裏側に生息
発見した場合の対処
- 絶対に素手で触れないこと
- 衣服の上から咬まれる可能性は低いので、野外で作業する場合は、長袖、長ズボン、手袋などを着用
セアカゴケグモの詳しい情報は、福岡県庁ホームページ(http://www.pref.fukuoka.lg.jp/c02/gokegumo.html)をご覧ください。
ハイイロゴケグモ
平成20年9月19日午後2時30分頃、大牟田市三池港6番ふ頭において、特定外来生物に指定されている「ハイイロゴケグモ」らしきクモ10匹発見され、直ちに周辺を消毒、駆除を行った。このクモは、9月22日、ハイイロゴケグモと確認されました。
特徴
- 体調は、雌約10mm、雄4~5mm
- 背面は灰色から黒色で、斑紋を持つが、模様はさまざま
- 腹部腹面に砂時計型の赤色斑紋を持つ
主な生息場所
- 日当たりがよいところ
- 排水溝の側面やふた裏、フェンスの基部やベンチの隙間、庭石や墓石の間や窪みの隙間などに営巣する
毒性・習性
- 神経毒をもつが、セアカゴケグモに比べ、毒性及び攻撃性は弱い
発見した場合の対処
- 発見した場合は、決して素手で触れず、駆除は市販の殺虫剤を噴霧する。
- セアカゴケグモと同様、発汗、発熱、発疹の症状が表れるが、セアカゴケグモに咬まれた場合の症状より、一般に軽いといわれている。(国内では咬まれた事例はない)
- 咬まれた箇所を水で洗い流し、できるだけ早く病院へ行く
お問い合わせ
所属課局:農政環境課生活環境係
電話番号:0949-42-2111
内線:351・354