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鞍手町庁舎等建設基本計画を策定しました

昭和30年1月1日、旧剣町、旧西川村、旧古月村の1町2村合併により鞍手町が誕生しました。現在の役場庁舎は、この合併を機に昭和31年度に建設され、増築を重ね現在の形となっています。

近年、日本国内においては大震災が多発しており、比較的安全と思われていた九州においても、昨年4月の熊本地震では自治体庁舎をはじめ周辺地域に大きな被害をもたらしました。

今回の熊本地震や平成17年の福岡県西方沖(福岡県北西沖)地震では、本町でも震度4を観測しましたが、幸いにも住家等の被害はありませんでした。しかし、将来、震度7クラスの大規模な地震が発生した場合には、建築後61年が経過し耐震化も未実施である現在の役場庁舎は崩壊の危険性があり、そのような状況においては、役場庁舎が、町民の生命と財産を守る防災拠点としての役割を果たすことはできません。また、少子高齢化や人口減少が進む中で、町民が集い交流を図ることのできるまちの拠点を整備するためにも、役場庁舎の移転建替えは必要であると判断いたしました。

建設地や規模機能などの具体的な検討にあたりましては、町の最上位計画である第5次総合計画及び都市計画マスタープランの中で掲げられている都市機能の集約の方針を軸として、行政内部に設置する鞍手町庁舎等建設推進本部においてボトムアップによる検討を重ねた上で、町の附属機関である鞍手町庁舎等建設検討委員会に諮問し、慎重なるご審議を賜り12月22日に最終の答申をいただきました。今回の役場庁舎の建替えは、都市機能の集約による「核」の形成であり、その「核」を中心に周辺地域へ波及させていくことが新たなまちづくりを進める上で重要であると考えています。これからの50年先、60年先において、まちのシンボルとして機能する庁舎等の建設を実行していくため、このたび、「鞍手町庁舎等建設基本計画」を策定いたしました。

本計画の策定にあたりまして、長期間にわたりご審議を賜りました鞍手町庁舎等建設検討委員会委員の皆様をはじめ、住民アンケート調査やパブリック・コメント等により貴重なご意見・ご提言を賜りました町民の皆様に心からお礼を申し上げますとともに、今後とも本町の発展のため一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

平成29年12月         

鞍手町長 德  島  眞  次

 

 

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所属課局:管財課庁舎等建設推進係担当

電話番号:0949-42-2111